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建築コラム

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設備架台等の検討が必要なケース

 

今回は、設備架台等の検討が必要なケースについてお話させて頂こうと思います。
弊社では、設備架台の検討といった一見「これって建築設計じゃないんじゃないの?」と思われる様な業務も承っております。

 

 

設備架台とは?検討が必要なケースとは?

設備架台とは、ビルの屋上などにある室外機などの下にある鉄骨材や、コンクリートの立上りなどの、設備を固定したり支持するものです。
例を何個か挙げますと、「アンテナ基礎の検討」、「空調機の吊部材の検討」、「大重量設備設置に当り設備を建屋内へ運ぶ経路の梁や床盤の検討」など、多種多様なケースが有ります。

 

ではこの様な検討が必要なケースってどういう時?となるわけですが、これもケースバイケースです。
例えば、「元請建設会社から…」とか「お施主様から、ほんとに大丈夫なん?と聞かれて…」とか、「本体建物の安全性が確認できないと○○社の製品を設置から…」といった感じです。

 

構造検討は、そもそもの計算する方法は一緒または近似しているケースが多いです。
その為、建築設計事務所でも業務としてさせて頂く事が可能となります。

 

但し、求められる安全性への指標が違う事が多く、建築構造設計では「建物が倒壊しない」とか、各種計算方法により必要となる安全性への指標が、設備架台などの場合は「屋外に設置する場合」と「屋内に設置する場合」や「建物の何階に設置するか」などによって違ったり、元請会社やお施主様より「このくらいの安全性は確保して欲しい」といった独自の基準による安全性への検討を行う場合もあります。

 

なので、検討手法は同じでも安全性を推し量る指標(ものさし)は違う為、その都度基準と照らし合わせるといった事をする事もあります。または、建築基準法に則って検討する場合も勿論有ります。
なのでご依頼頂く際は、「これって検討した方がいいのかな?」と思われたりしましたら、お気軽にご連絡頂ければと思います。

 

 

設備架台の検討の費用はいくら?作業期間は?

 

検討費用については、内容によって変動しますが、大体5万円程度~承っております。
構造検討をご依頼頂く際に、「設置する設備機器の重量、寸法が分かる資料」と「設置する場所の図面(意匠図、構造図)」があるとスムーズに検討作業をさせて頂く事が可能となります。

 

作業期間は、これも内容よって変動しますが、ご依頼頂いてから大体2週間程度で検討書の納品させて頂きます。
※設備架台は多種多様なものがあり検討費用と期間については、別途ご相談頂ければと思います。

 

「いや、こんなこと設計事務所に頼む事じゃない」と思う事もあるかも知れませんが、そんな事はありません。 まずは、気軽にお問合せ頂ければと思います。