業務内容

建築設計の一部で、地震や暴風、その他建物に働く荷重(力)に対して、建物を構成している柱や梁といった構造体が、倒壊しない様な性能となっているか検証する為に、構造計算を行った上で部材断面を算出し、「構造図」と呼ばれる建物の骨組みに関する事を主に表示した図面を作成します。

 

構造設計は、建物の用途やお客様(クライアント)の要望を考慮し、経済性や使用上の安全性を配慮して設計します。弊社は意匠設計と構造設計を社内で行っていますので、計画段階から些細な事象など意匠計画に対し構造上のメリットとデメリットを抽出し、コスト面やデザイン面に於いて構造上の支障が無いか検討し、提案する事ができます。

 

また、事業スケジュール面に於いてもスムーズに、意匠上の変更や構造上の変更への迅速な対応が可能ですので、より綿密に事業を進めていく事が可能となります。また、構造設計単独での業務も随時承っております。新築計画の構造設計の協力設計や設備架台の検討等、既存建物の構造耐力を確認する為の検証も承っております。

主に建築設計事務所様へ構造協力設計業務の進め方をご紹介します。

あくまで基本的な業務の流れを示してますので、契約時期等については案件ごとで柔軟に対応させて頂きますのでお気軽にご相談ください。

事前相談

1. 構造規模等を聞き、現地確認、業務見積書作成します。

設計契約

1. 設計請負契約書を取り交わします。

基本設計

1. 構造計画（計画図を基に柱割り等を検討）
2. 仮定断面（意匠断面計画検討の為や、概算工事費算出の為の資料を作成）
3. 近隣地盤資料入手（基礎形態の検討や、地盤調査費用算出の為の参考に使用）

構造実施設計

1. 構造図作成
2. 構造計算書作成
3. 計画敷地内地盤調査結果に基づく基礎検討（諸事情により実施設計時に敷地内で地盤調査ができない場合は、近隣地盤資料での設計も可能。その場合、計画敷地と差異が発生する事があります）
4. 意匠図と詳細納まり検討

申請業務

1. 確認申請等、申請手続きに必要な書類作成
2. 申請審査に対する審査対応
   （弊社では、構造計算適合性判定対象建築物の構造設計も承っております）

申請下付

構造設計のみのご依頼も承ります！

 

構造設計のみの協力設計も数多く実績がございます。お見積りのみでもお気軽にお問合せください。